私が結婚相談所をはじめたわけ Vol.1
2023/05/22
幼少期の経験から幸せな家庭に憧れを抱いたのがきっかけ
ブライダルPunonoを開業したのは2017年1月。
早いもので6年4か月になります。
開業以来、数多くのご成婚のサポートをしてきました。
今回は、なぜ私が結婚相談所をはじめたのかお伝えしますね。
ちょっとダークでヘビーな話になりますが、
実は私、機能不全家族の4人兄弟の長女として幼少期を過ごしました。
初めからそのような家庭だったわけではなく、
父が工機関係の会社を経営していたため、
生まれた当時はとても裕福な家庭でした。
なんの不自由もない暮らしが崩壊したのは9歳のとき。
父の会社が倒産し、世間から身を隠すために夜逃げを経験。
心労もあってか母が早くに亡くなり、
さらに父が家庭を放棄し、今でいうネグレスト状態に陥り、
私たち兄弟はアダルト・チルドレンとなりました。
そんな一家離散の生活を強いられたため、
思春期の頃から「普通の家庭に対する憧れ」が強烈に心の中にあり、
早く結婚して、普通の温かい家庭を築きたいと思い、
20代で結婚し、二人の子供にも恵まれました。
私は自分自身の力で幸せを掴みましたが、「幸せな家庭」への憧れから、
20代の頃から「結婚相談所」に対し興味関心をもち、
いつか自分も、人と人を繋いで幸せな結婚へと導くお手伝いが
できたらいいなと思うようになったのです。
とはいえ、当時の主流は恋愛結婚。
お見合い結婚もありましたが、
親戚や会社の上司などからの紹介という伝統的なスタイル。
「結婚相談所」で結婚相手を探すのは、今とは違い、
結婚はしたいけれど、素敵な出会いに恵まれないときの
最終手段と考えている人が多いイメージが強かったのです。
結婚相談所=婚活アドバイザーへの思いもありながら、
20代、30代は、父を反面教師とし子育てに没頭していたため、
現実的にほかのことをする余裕はありませんでした。
自分のこれからの生き方を考えられるようになったのは、
子供たちがそれぞれ独立し、子育てが終わる40代に入ってから。
さて、何をしようかと考えたときに、
最初に浮かんだのが、20代の頃の夢でもあった
「幸せな家庭・普通の家庭」のお手伝い、
結婚相談所=結婚アドバイザーの仕事が浮かんできたのです。
結婚し幸せを掴んだ経験を積んだ今だからこそ
できる仕事でもあるんじゃないかとも思ったのです。
その頃知り合った方が結婚相談所で「ご成婚」していたことや、
空前の「婚活ブーム」も重なり、47歳の時に思い切って開業しました。
自分で何かを立ち上げることもなく、もちろんノウハウもありませんでしたが、
「この仕事は自分に向いている!」という自信だけはありました。
開業7年目に入りましたが、結婚は十人十色。
10人いれば10通りの結婚観、100人いれば100通りの結婚観があります。
まさに毎日がドラマのようにさまざまなことが起こります。
お一人おひとり、丁寧に応じますので、
なんなりとご相談くださいませ!
モッコウバラ、この季節とってもキレイですね!大好きな花です。